言いたいことはすぐ言う

口が過ぎれば足を取られます。基本的にはWord2ページ程度

夏だ、そうだ!勉強しよう。

2週間、上京して大学に行ってきた。

 

5月ぐらいから口頭で、6月に書面で、7月には受講証を持って、仕事を前倒して、どうにもならないのだけ同僚にお願いして、仕事のメールをスマホで見られるように手続きして

講義前、講義の間の休み時間、昼休み、更に休み時間、帰る前。1日5回のメールチェックと、開放してる電話番号。……どんだけ仕事気にしすぎやねん。

 

まぁ、1日5〜6回は電話した日もあったし、爪の甘さは否めない。

 

せっかく勉強するのに何で仕事の話なんだと思われるかもしれないが、社会人が2週間席を空けるには(理由は何にせよ)報告・連絡・相談と周りの理解と巻き返しの残業が必要な事を御理解頂きたい。

 

ついでにこの期間、遊ぶのは勿論、ただ単位を取るだけにはいかない。良い成果を得られなければ次回以降の印象に関わる。社会人が2週間席を開けるには(以下略)

 

 

そして今回は講義の教科書、ノート、参考書、辞書が多い。普段の一泊バッグで洋服だけなら入るが(3日も2週間も洋服の量は変わらない)

バツバツのバッグが肩にめり込む様を想像し……

キャリーバッグを引きずり、翌日筋肉痛不可避の細腕を見つめ……

 

先に荷物を送っちまおうと決めた。

運送料≪疲労となるあたり、大分衰えたと思うが、【会社員、荷物を運んで熱中症】という新聞記事が載り、入院費用を考えれば、送ったほうがマシだろう。

社会人が2週間席を空けるには、これぐらい保守的でないといけないのだ。

 

 

佐川のイケ女に荷物を託し、いざ上京。

乗る予定の飛行機が機体変更で遅れ、挙げ句には冷房対策のジャケットを搭乗口に忘れるという凡ミスを犯し、羽田のユニクロでカーディガンを急遽購入。

 

大学は寒い。冷房の効きすぎで下手すりゃ内臓が冷える。苦労して上京し、単位を落とした原因が冷房とあれば、私の夏のボーナスと夏休みは不成仏霊になって冬まで祟られそうだ。

社会人が2週間席を空けるにはカーディガンを衝動買い出来る余裕と保守的考えが(以下略)

 

 

ともあれ、無事に(?)上京し、去年と同じ学生寮に入る。魔法でYシャツを脱ぎ、スラックスをジーパンに履き変えれば大学生だ。

 

朝、40分の慣れない通勤ラッシュに潰され、軽いストレスと都会人への尊敬の念を抱きながらノートを取り、時間を問わずかかってくる電話には休み時間に対応する。

(いないのは前に言ってただろ)なんて考えは夏のアスファルトに置いて干物にしなければならない。

社会人が2週間席を空けるのだ。下手に下手に行かねばならない。

 

普段は尊敬・丁寧・謙譲語と電話応対にしか動かない頭の回路を日体大なみの機敏な集団行動で切り替え、月曜日から土曜日までみっちり講義を受け、日曜日は眠る。

 

高校生の時は、どこに部活をする体力があったのだろう……

 

試験まで何とか走り抜き、熱暴走を起こしかけてる頭と、外の八大地獄と冷房の八寒地獄で溶けかけの冷凍食品みたいなダルい身体を引きずり、帰郷する。

 

勉強したことは多分忘れるんだろうけど、勉強する行為を止めたくない虚弱大学生は、地元に戻れば魔法が解けて、Yシャツとスラックスのワーカーホリックへと身を変える。汗と暑い職場で電話とパソコンを武器に戦う一平卒になるのだ。

 

取り敢えず明日は無事に戻ったことの報告をせねばならない。

部屋に戻り、温室効果のかかった部屋に冷房科学の風を送る。

 

それまではしばらく寝ても問題は無いだろう。