言いたいことはすぐ言う

口が過ぎれば足を取られます。基本的にはWord2ページ程度

なにもしないことは説明できないけど必要なこと。

プーと大人になった僕」を見て来た。

 

とはいえ、色々な意味でハラハラしてしまっていた。

初っ端仕事を上司に丸投げされ、経費削減の文字のもと人件費を見積出し
その最中に近所づきあい、家族との約束、挙句にどったんばったん大騒ぎ。
書類は雨に濡れ、挙句鞄の中身は入れ替えられる。

 

途中から胃痛と共にクリストファー・ロビンの気持ちも分かってきた。

 

 

 

しかも彼は幼くして父を亡くし、戦地に出向き、そこから必死の思いで
家族のため、同僚のために働いてきたに違いない。

 

そこまで来たら私はもう分からない。
戦地に行ったこともなければ、子育ての経験どころか恋愛も……(以下略)

 

 

 

恐らく彼の人生の遍歴において刻み付けれたのは、何でも「自分がしなければ」
という使命感に似たものだ。

 

「自分がしなければ」この家を守れない
「自分がしなければ」愛する人を守れない
「自分がしなければ」家族を守れない
「自分がしなければ」同僚を守れない

 

そういう観念は自分も持っていることだ。

 

 

そこに「自分がしなければ」問題になるであろうプーがやってきた。
それが物語の始まりでもある。

 

最後にはハッピーエンドになる。

 

それは恐らく戦後、まだ慌ただしく、皆がバタバタと働いている現状において
忘れていたことだった。

 

「なにもしないこと」とは果たしてなんだろうか。
有り難いことに、この映画にはエンドロールに回答の一つが示されている。
※勿論一例として。

 

なにもしないことは忙しいのだ。(忙しさをどこに置くかにもよるが)
ただ、なにもしないのは大人には少し難しい。

 

だから、どこかに行きたがる。戻りたがる。暇を埋めようとする。
私が毎週実家に戻るのもそうだが、面倒なのだが何かしらしないと気がすまない。

そして結局実家に帰ったところで、寝てばかりいる。


祖母には「何もしないで寝ている孫」に見えるらしいが、その過程にあるちょっとした
忙しさを多分知らないでいるのだ。

 

皆が楽に生きるために働いているのだから、君も少し楽になれば良い。

何となくそんな気分にさせられた。

 

……少し息抜きに別の映画を見たいのだが、まだ”忙しい”日々が続きそうだ。
『これが終わったら』見に行こう。

(こう言って見に行けない映画の何と多いことか。)

 

 

最後にアレだが
プーに怒鳴ることはなさそうだが、ティガーには多分怒鳴ってしまいそうだ。
(頼むから余計な事をするな、喋るな、動かないでくれ……!)

 

プーと大人になった僕 (ディズニーアニメ小説版)

プーと大人になった僕 (ディズニーアニメ小説版)