言いたいことはすぐ言う

口が過ぎれば足を取られます。基本的にはWord2ページ程度

8とケイトに魅せられた日

よく見れば、最後に書いた記事から結構な日付が立っていた。
書きたいことはあったが、書かなかった自分を少し後悔して…
というのは置いておこう。


オーシャンズ8」を観てきた。
恥ずかしながら『オーシャンズ』シリーズを観るのは初めてだ。

宝塚の「オーシャンズ11」を観たきりで本家も知らない。
だけど、宝塚でみたオーシャンズ11が無ければ今回、予約してかつ、ギリギリで映画館に駆け込むことはしなかっただろう。


勿論、素敵だった。
自分は評論家では無いし、アラを探しながら観るのは
楽しくないので、
作品の良いところだけを心に残すようにしている。


感想を纏めたら「これが8のやり方だ。」と、自分の中で思った。
(他を観てから言うべきなのだろうが…)

仮釈放の後に身嗜み。
化粧品をガメるのも技術でなく、話術。
ホテルもスマートに借りてしまう。


まぁ、そこら辺は語ればきりが無いので…


奔放さと人間味が実に溢れていた。

彼女らは最後までオーシャンズに完全に心を開くことは無いだろう。
一線を引いて、その領域は守る。そして、暴かない。

それは過去、美学、本名、臆病さだったり多種多様だ。
それらに敢えて触れない。知ってても口を閉ざす。


裏切られる云々もあるだろうが、信用をしきれない。
実際に他のメンバーを差し置いて2人だけの計画を遂行したと思われる場面もあるし、
デビーの確固とルーの美学が合わない場面もある。

そして、8の全員が何かを棄ててきた人間なのだ。

何かを棄てた許容の集団はその棄てた荷の分だけ美しく見える。

個々の異なるドレスがその全てだろう。


以下はそれぞれのキャラクターと演者のネタバレになるが、
パンフレットを買った人は今一度1ページめくって、彼女らのカットを見て欲しい。

無表情で溶け込みながらどこか値踏みをしてるコンスタンス
安心したような、そしてまだ不安定な自信を少し滲ませるアミータ
カチューシャ一つで母親と分かる位置づけの中、畏れを抑え込んだようなタミー
顎を引いてどこか覚悟さえ見せるリアーナ
対照的に、風を浴び、どこか放たれたようなローズ
“女優”の女優として、どこまでも魅せる石原さt…ダフネ
どこまでも孤島を生き抜く筈だった、寂しげにも似たケイトの表情
一番自信家であるべきデビーの見えない視線


終わった後にパンフを開いた私が一番に抱いた彼女らの印象だった。
『目は口ほどに物を言う』というが、サングラスに隠れたオーシャンズの表情は分からない。


個人的に
ナインボールが『本名は?』に『エイト』という返しをしたこと、
コンスタンスのあの美しいマーメイドドレス
最後のルーのツーリング

何よりもルーを演じたケイトに惚れてしまったことだけで自分の中ではとても素敵と思えてしまった。



もう一度観て、気づく点もあるだろうけど、映画は素敵な箇所と素敵な演者と素敵な支えその他諸々があれば充分成り立つし、何より娯楽は楽しんだもの勝ちだろう。

「オーシャンズ8」オリジナル・サウンドトラック

「オーシャンズ8」オリジナル・サウンドトラック