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一人の自由、二人の幸せ

前の職場の違う部署で一年入社が違う年上の後輩の結婚式に行った。
上の一文を見ると“祖父の兄の娘のいとこの叔父の孫”みたいな感じで何だこりゃ思う。
ほぼ・・・というか全く接点が無さそうに見える。
 
去年,異動で職場が変わって
っていうかそもそも違う部署で
一年入社が違って
しかも年上。
だけど入社的には後輩の結婚式・・・なんて普通呼ばれない。
 
その中にわざわざ招待者リストに入れて貰った嬉しい知らせにすぐ出席の返事をした。
県内でも割と有名な老舗結婚式場。
カメラ片手に幸せそうな二人を見ながら思った。

・・・・何でみんな結婚するんだろう。
 
ゼクシィだったか何かCMでのキャッチコピーが話題になったらしい。
『結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。』
 
 
22歳の自分だが,職場ではワイシャツにスラックス。
スカートなんか自分からは決して履かず,既に周りからはやれ『もったいない』だの
『髪の毛伸ばせば良いのに』だの多分訴えれば勝てるセクハラ街道を歩む毎日だ。
まぁ,少し変わっている自覚は十二分にあるので
“あえて着飾らない自分”
を全面に押し出して意固地になっている。
 
実際,割と今の自分は幸せだ。
制服と校則に縛られず,わりかし自由に仕事をさせてもらい,
休日には万年床の布団で眠る。
 
そんな生活だから結婚どころか彼氏と過ごすビジョンがまるで見えない。
『22歳なんだからまだ全然大丈夫。』って言われるけどそれはそれで何か違うと思う。
40過ぎたらタブー視されるし、もはや何も言われないだろうに・・・
 
 
結婚式の二次会で自分を招待してくれた新郎が挨拶をした。
『正直友達が少ない自分だし,二次会もそもそも計画の範疇外でしたが,
改めて自分がたくさんの人たちに支えられてることを実感しました。
今後,それを少しずつでも返していって,今度は自分が支える側になっていければと思います。』
 
 
仮に彼氏が出来たとして,結婚出来たとして、自分が結婚する理由はなんだろうか。
彼氏のいない自分が出した結論は「親のため,知り合いのため」だった。
親は『孫は自分が育てるから』と見えない未来に思いを馳せて
友人は『お前の結婚相手を見てみたいから結婚式呼べよな。』と笑顔で言う。
 
多分結婚は今までお世話になった人に
「今まで支えてくれた人,ありがとうございます。
少し安心してください。そしてこれからも支えて貰うことがあるかもしれませんがよろしくお願いします。」
という知らない者同士の宣言なのかもしれない。
 
幸せそうな笑顔の新郎新婦を見て思った。
“他人同士の幸せに共感出来る側に立ったんだろうな。”
“自分みたいに不可思議さを持たず,素直に祝福の拍手を送れる人間になったのだろうなぁ。”
そこから見える景色は一体どんなものなのだろう。
きっと幸せ一杯の良い物であってほしいものだ。
 
二次会でチェキを撮ってメッセージを書き込む。
「この良き日に招待してくれたことに感謝を。」
 
とはいえ、今の自分の場合は冒険をせず、多少地ならしした台地で
空いた時間にこうやって過ごすことが精一杯だから
当分そんな余地はないだろうなぁと思う。
 

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