言いたいことはすぐ言う

口が過ぎれば足を取られます。基本的にはWord2ページ程度

髪を耳下まで。

私の職場は苦情を受けやすい部署だ。
正確に言うと少し違う。
“お前らじゃあてにならん。上を出せ!”
・・というやる気のある選ばれし方々が来られる場所だ。

まぁ、前の部署も苦情はいくつか受けたが、それの比じゃないし身の丈に合わない。
自分には遠い分野だと思ってた。

そんなところから何かの手違いで“現場”に来てしまった。
ずっと本部にいる人は慣れたもので
電話であれば適切な対応をして
わざわざご足労された方がいればシーンとなって黙々と仕事を続け、とにかく刺激しないよう全員気配を消す。

そして後から『2時間半。』『お疲れ様です!!』とかいったやり取りが行われている。

あ、この人。有名な、やかましくまくしたてる人だ・・とか。
この人は多分少し勘違いされてるな。
誠実に対応したほうが良い人だ。
構ってちゃんだ。
とか雰囲気で最近自分も少し分かってきた。

勿論私は前線に出ない。
苦情対応のレベルがあれば私はまだ1桁。
前線に出るのはレベル50とか、果ては百戦錬磨のレベルMAXの係長まで。
ありがたいことに今まで一日中居座られたとかいう方はいない。結局そこまでみんな暇ではないのだ。

けどそれを聴くのも苦痛だ。
『ここのこれが・・・!』
『大体おたくらはねぇ!!』
威圧し、大声でまくしたてる。

怒られ慣れない私としては当事者でなくても聞くだけで委縮してしまう。
正直聞きたくないし、BGMと割り切ることもできない。
仕事の邪魔だしうるさいなぁ・・・
だけど別室があるわけではないしなぁ。

それで自分が出て行って
「ほれ見ろさぼりだ!!」とか言われても困る。

耳栓でも買ってみるか・・・。
本当であれば刑事が拳銃を撃つときみたいなのようなイヤーマフが欲しいがあまりに目立つ。
よもや来客が来るような職場で
「うるさいので・・・・」なんて理屈が通るはずがないし、そんな甘い職場じゃない。

こっそりと耳栓がばれないように・・・うん、髪を伸ばそう。

普段行く美容院では「短くお願いします」と言って後はモンハンに熱中するのだが、
「耳にはかかる程度で・・・・」と珍しく注文を付けて
“そういう人が増える時期(本当にそういう時期がある)”に耳が丁度隠れるような長さになるようにした。

後は色だ・・・
何故こう耳栓はオレンジだとか黄緑とか目立つ色が多いんだろう。
結局お試し用のパックを買って色々試して迷彩柄を今着用している。

迷彩って髪の毛にも溶け込むんだなぁ。
そう思いながら遮音を取り戻して仕事に打ち込む。
今のところ誰にも言われないからばれてないんだろうけど・・・

『§Ζ×〇÷!!』
「あ、すみません(耳栓をさりげなく外す)」
たまに電話を聞きのがしてしまうのはどうにかならないものか。
結局耳栓をしてるから聞きのがさないよう耳を澄ませる

一周回って聴力が良くなってしいそうなのだがどうすれば良いだろうか。