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読書感想文「町田くんの世界」

愛なき時代に生まれたわけじゃない・・・

誠に申し訳ないが歌詞を引用したにも関わらず
斉藤和義さんのファンでもなければ家政婦のミタなんか一話も見てない。

ついでにこの作品は少女漫画だが最初に言うと私は“恋愛”漫画系が苦手だ。
少女漫画はほとんどが恋愛を筋として作られている。
他の漫画とは違う無機質な背表紙、妙に読者に顔の正面を見せる表紙。
愛憎で緩く繫がれたストーリーは、大抵途中で誰かの不幸せな世界を見る。

恋愛漫画の談義をすると墓穴を掘るのは自分なので差し控えるし、
少女漫画=恋愛漫画ではないのでかなり誤植している部分がある。

少女漫画と言えばベルばらとガラスの仮面という(他にも多少は読んでるが)
その私がスッと惹かれた少女漫画がある。

 

町田くんの世界”だ。
一言で説明しろと言われたら
「勉強や才能で評価されない町田くんの世界は愛で溢れています。」
眼鏡でリュック。成績も中の下。運動はそこそこ。機械音痴で不器用で活字も不得手。

そんな町田くんの物語をナレーションで紡ぎだしていく。
反対側が透けるシャボン玉の様な少女漫画だ。
だからと言って特別な障害を乗り越えることもない日常ストーリーに何故か惹かれる。

行動一つ一つが素直で真っ直ぐ・・・そんな人になれたらなぁ。
ちょっと羨ましくなって。お涙頂戴でもないのにじんわりと来る。そんな話だ。

10行程度で作品の説明を終わらせてしまったがそれで十分過ぎる量だと思う。
シャボン玉だとか少し小洒落た言葉を使ってしまったが、
まともな恋愛一つ出来ない、物事を皮肉ることしか出来ない
そんな下卑た私がスッと手を伸ばせた本ということで少し紹介させて貰った。

・・・・というか自分自身の容姿が若干ではあるが町田くんに似ている節があるのだ。
眼鏡短髪・・・・もしかしたら町田くんに少し憧れているのかもしれない。

最も、決して真っ直ぐにいられないからこの作品を読めるんだろうなとやっぱり皮肉りながら。
少女漫画のフリをして「いい子いい子」と慰めてくれるこの本をコタツから紹介する。

 

町田くんの世界 1 (マーガレットコミックス)

町田くんの世界 1 (マーガレットコミックス)