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僕の社会人一年目

初めての上司さんは話しかけると気さくで優しい人だったが暗い人だった。

 

バツイチで今は二人目の旦那さんと暮らしている。
時に頭を抱え、愚痴を言い苦しむ。

 

自分の苦労を僕に聞かせ、入社当時、足手まといにかならなかった僕の分の仕事を
全てやっていてくれた。

 

上司さん曰く、二年前までは3人だったが人数削減のため2人になったとのことである。

 

100%の仕事が約33%から約67%なるのと
100%の仕事が約50%から100%になるのとは訳が違う。
どうやら相当無理をさせていたようだ。

 

彼女は人を見る目が僕とは違ったらしい。

今いる旦那さんは僕の目から見て少し変わった人のように思えたし

彼女が嫌いと言った人物は僕にとってはありがたい人物だった。

人を見る目が無いわけではないが、僕はそれに倣った。

彼女が上司であり、僕の指導者である以上それ以外の個人的理由で倣わない理由は無かった。

 

 

僕の初めての課長は優しく、頭の良い人だった。

慣れない業務についた補佐を補佐し、悩んだ部下がいれば寄り添い。

隣の不屈な係長には温和に接した。

 

何故こんな場所で課長という位置づけであるか、もっと上の方にいてもいいのではないか

そう当時の僕は思ったが、優しさが抜きんでてると大きな組織の上層には向かないのだ。

僕は二か所目でそれを分かることになるが当時は疑問だった。

 

 

補佐は今まで進んできた道を、最後の定年前の異動で外された人だった。

今までの常識を否定され、訳の分からぬ仕事をさせられひたすら慌ただしく動いてた。

 

良く考えれば“僕をいれて”平均年齢が42歳という高齢化職場において18歳という僕は異端な存在に違いなかった。

 

そこで僕は最初の上司に2年仕えることになり、二人目の上司さんと出会うのだがそれは後の話。

 

 

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