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言いたいことはすぐ言う

口が過ぎれば足を取られます。基本的にはWord2ページ程度

社会人2か所目の春

4年目の春僕は4年前慣れないスーツに着られた状態で見上げた本社にいた。 そして3年の時を経てワイシャツ、スラックスにベストという服装でここに来た。服装を改めることは考えていなかった。 前の部署で“ベストの人”と呼ばれるくらいには定着しており、実際…

へそまがり高卒の証明の仕方

鹿児島ではまだ桜が咲かない。・・・・そんな鹿児島の貧相な桜を横目に『ふふ~ん』と得意げに桜が咲き誇っていた東京のど真ん中。 満開の桜の下、私は久々のスーツに身を包んで入学式に出席した。 年功序列と学歴主義の職場。「(よくまぁこいつに妻子供がい…

正露丸と夜のコンシェルジュ

高校時代のクラスメートと久々に会った。土曜日の昼過ぎ 実家でだらだらと漫画を読んでいた私に『今日飯食いに行こう。』と。連絡。 いきなりだったが、特に用事もなかったので快諾した。高校時代から全く変わらない無遠慮さに苦笑しながらもやっぱり嬉しさ…

2cm×3mm

手を合わせてからスイッチを入れ、うぃ~ん・・・バリバリバリバリ・・・・大分古い職場のシュレッダーに次々と用紙を差し込んでいく。 私が担当する企画書の没案(の残部)だ。・・・とはいっても自分が企画したものではない。 企画させておいて“自分たちが切…

薬をください。

地元紙の一面にその記事が載っていた。要約するとろくすっぽ患者を“診療せず”薬を処方していたとのことだ。無診察処方に当たるらしい。 その医師の科は“精神科”。その日、久々に知り合いの精神科の知人と会えたのでお茶に誘って聞いてみた。本当に偶然だった…

井の中の蛙、他の井を知らず

出不精の割に目立ちがりや。自信が無いのに人に会いたい。 あのアカウントの人は本当に存在するのだろうか。大抵のアカウントの人は「あぁ、何となくわかるな。」という感じだったし、初対面でもどこか打ち解けた雰囲気はあるもので、心地よかった。 少し社…

はじめてのおふかい

私が初めてオフ会に参加したのは某オカマとノンケのアルファツイッタラー二人が主催するオフ会だった。 選んだ理由は二つ。まず、日帰りで往復出来る距離にあること。これは当時、実家暮らしの自分が親から外泊を許可されていなかったからだ。 そしてもう一…

髪を耳下まで。

私の職場は苦情を受けやすい部署だ。正確に言うと少し違う。“お前らじゃあてにならん。上を出せ!”・・というやる気のある選ばれし方々が来られる場所だ。 まぁ、前の部署も苦情はいくつか受けたが、それの比じゃないし身の丈に合わない。自分には遠い分野だ…

愛花咲くように

同級生に尊敬できる人はいるかと聞かれたら即答できる自信がある。“高校のクラスメート、アイカ(あえて名前を出させてもらった。)だ。”同級生には今は国家資格を取って看護師になって高給取りの友人もいる。しかしあの田舎のとある高校で出会った彼女が同級…

少年法を知ってた私から校長先生へ

私は余り“学校の思い出”が残っていないタイプだ。つい4・5年前の高校時代ですら思い出せないような学校嫌いな生徒だった。高校のクラスメートとかは「嘘だぁ~」と言うかもしれないが。 何だかんだで学校の先生にもピンキリあるし、斜に構えた、上から目線の…

ながらオーバーホールと部品交換

初めてスマホのフリック入力でブログを書いてみる。 ぶっちゃけ少しやりづらい 携帯はガラケーからスマホへと変化してきた。そして進化し続けている。何だ突然と思うかも知れないが本当に突然で申し訳ない。 変化と進化。一文字で結構違う気がする。例えば去…

捨てられない女

私は好きであるものを捨てられない。嫌いにもなれない。趣味の寄せ集めの中途半端な人間だ。 実家の部屋は漫画本で溢れているし、読みもしない観光パンフレットが散らばって一度も見てないお笑いのDVDが積まれている。 「高校生のとき弓道でインターハイに行…

拝啓 漫画の王様

明日は、故 石ノ森章太郎先生(以下、石ノ森先生)の誕生日だそうだ。・・というのを今日知った。石ノ森先生は私の中での二大漫画家(もう一人は現時点で永井豪先生だ)を揺るがさない。 稀有なことに宇宙を鮮やかに映し出す銀河鉄道999の作者松本零士先生も同日…

敬意の対価を金銭でしか表せない私は

某芸人のネット炎上。発火元は自分。・・・それにしては燃えやすい。 同じ木でも一度燃やした木炭の方が燃えやすいのと同じ原理かもしれない。そもそも燃えた発端は・・・対価についてだったかな。 私のTL上での炎上と沈下は早い。炎上というより花火だ。 基…

読書感想文「町田くんの世界」

愛なき時代に生まれたわけじゃない・・・ 誠に申し訳ないが歌詞を引用したにも関わらず斉藤和義さんのファンでもなければ家政婦のミタなんか一話も見てない。 ついでにこの作品は少女漫画だが最初に言うと私は“恋愛”漫画系が苦手だ。少女漫画はほとんどが恋…

都合が良いのは作られたものだけで

約束の時間に来なかったとかそんな軽いものから恋人を親友に取られたとか・・・裏切りの程度はあれど誰しも経験しているのではと思う。 私の好きな書、ダンテの「神曲」作中では裏切りの罪は最も重い。・・・だが、宗教的な話をしたい訳ではないのでここでは…

逃げなくて済む恥ならかいてこい。

12月22日。某洋服店中。前日、忘年会でしこたま係長に説教を食らった私は人生初めての経験をしようとしている。 その日の係長は妙に酒の周りが早かった。『お前、自分自身に対する女子力に対してネガティブだよな。』「え~そうっすか?」飄々と返すが内心ぞ…

社会人三年目と僕が置いたノート

3年目の春僕は今まで2年間お世話になった上司さんに別れを告げた。 それは同時に新しい上司さんがやってくるということでもある。何でも20年間現場で汗を流し続け、異動してくる前の職場で初めてパソコンを触った。そんな人だった。勿論僕らの道理とは無縁の…

PPAP

突然だけども私は呑み会が好きだ。・・というかみんなで楽しくワイワイと時を過ごすだけの時間が好きだ。 お喋り好きで目立ちたがり屋。そんな私にとっては呑み会は娯楽の一種だと言っても良い。 ただ、年末のこの時期の呑み会は大嫌いだ。いわゆる“忘年会・…

中間で、曖昧な

鹿児島の冬はそこまで寒くない。 ・・とは言っても今日は最高気温が20℃というヒートテックすら脱いだ日なので多分温かい内に入るのだろう。 きっと北の方では私が見たことない雪景色が広がっているに違いない。 そんな私の住んでる気候はひとまず置いておい…

読書感想文「深爪式」

元々フォローをさせて頂いている方の執筆本を買った。 紙媒体で本は読みたい自分にとって電子書籍には手が出なかったが、この度めでたく書籍化されると聞いて、すぐ本屋に足を運んだ。 「深爪式」言うまでもなく某アルファツイッタラーさんの執筆本だ。 本を…

八方美人とプリンセス

私は基本的に人から嫌われることを極端に怖がる。特に同性から嫌われることはもっと嫌だ。さしずめ“関係依存症”という病名が付きそうだ。 職場の同僚がひそひそ話をしているだけで「(自分の悪口ではないか)」とか本当に思ってしまう。 だから基本的に八方美…

僕の社会人二年目

二年目の春丁度同じ季節が巡ってきたころ、僕のそばにいた部長・課長・補佐が全員定年退職した。寂しい出来事だったがそれは新しい出会いの種でもあったし分かりきっていたことだった。 新しい部長は小柄で見た感じ優しそうだが締めるところは締め、本核を突…

僕の社会人一年目

初めての上司さんは話しかけると気さくで優しい人だったが暗い人だった。 バツイチで今は二人目の旦那さんと暮らしている。時に頭を抱え、愚痴を言い苦しむ。自分の苦労を僕に聞かせ、入社当時、足手まといにかならなかった僕の分の仕事を全てやっていてくれ…

18の春と社会人1日目 -後編ー

僕が通されたのは“総務課”どうやら僕はここで働くらしい。 たった9人の課で僕が案内されたのは部長室から目と鼻の先の席。一番近い席だった。 必然的に来客応対もせざるを得ないだろう。何となくそう思った僕の席の目の前には僕の初めての上司がいた。 女性…

18の春と社会人1日目 -前編ー

過去の自分を振り返るにあたって一人称を”僕”としてみた。 18歳の春、僕は着られたスーツに身を包み、本社の目の前に立った。これから働く会社だ。だが、僕が働くのは本社ではない。地元近くの出先部署。だが入社式には全員本社へ集まることになっている。 …

読書感想文「ようこそ、自殺用品専門店へ」

Welcome to・・・ 自分は英語に疎いが、こんな“ようこそ”なんて現実にあったら批判殺到間違いなしだろう。 この題名にやられてしまった。そのまま図書館の駆り出しコーナーへ進んだ。 『いらっしゃい』ではなく『お気の毒です。』『すてきな最期になりますよ…