言いたいことはすぐ言う

口が過ぎれば足を取られます。基本的にはWord2ページ程度

社会人4年目入学見込み

僕の二か所目の一年目。
初めて専属の係長が付いた。
前まで係長不任の職場にいた僕にとって新鮮だった。
 
昔は“鬼の”何て異名を持つ凄腕だったが今では“仏の”という代名詞がしっくりくる。
ただし仏の顔も三度という言葉があるようにミスは痛いところを突かれる。
そんな係長だ。(因みに褒めるのが滅茶苦茶下手くそだとは思っている。)
 
そして僕を入れて二人しかいない前の部署とは違い、ここは係長と僕を含め四人もいる。
人数が倍になったのだ。
だが、残り二人は余りにもベテランすぎた。
残り二人とも寡黙で淡々と仕事をこなす。
 
一人は考える間が僕と似ていて口数少なく、だが隠し切れない感情の起伏が人間味あふれて、合わない数字に歯噛み、収入を上げるための知識・策を有していた。
 
一人は片手が全く動かない・・・
しかし残りの片手で人の倍以上の仕事をし、会社の収入全ての管理をしていた。
ハンディキャップすら馬力と化すある意味化け物じみた人間だ。
 
この手の化け物じみた人間は本部に入ればちらほら見かけるのだが、かけ離れた技量とあまりに専門的過ぎる知識に全くついていけなかった。
 
 
そして僕の仕事は・・・
社員教育の企画、収入増のための広報、そして雑用。
収入アップを見込むための社員教育の段取りから、収益率向上のために行う業者とのやりとり、各種とりまとめ。
 
案の定来て一か月も経たないうちに研修にどてっぱら空けるというどでかいミスや
原稿を間違えて数十もの部署に送ってしまったり・・・
たった3ヶ月で自分の社会人歴3年間を消し炭とするような炎上っぷりだった。
係長や補佐もさぞかし頭を痛めたことだろう。
 
とはいえ、炎上した焼け野原は逆に新たに基礎を作ると思えば・・
いや、それでもかけた迷惑はデカい・・・
デカいミスを最初にするのはしょうがない。
最大のミスはここに僕を送った前の部署の上司と、迎え入れた今の上司だ。
清々しいまでの偏屈っぷりで僕の二か所目の一年目は過ぎた。