言いたいことはすぐ言う

口が過ぎれば足を取られます。基本的にはWord2ページ程度

分別しなくて良い楽ってさ。

昔々、あるところに
絵本を読み出したのと同じ頃に
同時に漫画を読み始めた
漫画オタクの幼稚園児がいました。

ヒーローに憧れ、その世界の登場人物になりたいと
空想の世界を旅していました。

小学生になって
みんなが読む恋愛漫画には興味を持ちません。
どこかついて行けず、割と独りぼっちでした。


中学生になり
相変わらず漫画オタクでしたが、
オタクの友達は出来ました。

その頃ネットの怖さを2chや漫画で知ったその子は
広いネットの狭いコミュニティのmixiに潜り込み、
似たような考えの人はいる。と、自分に自信を持ちました。


高校生になって
その子は二次小説の創作厨になりました。
ホームページを作って、いくつかの作品と
いくらかのコメントを貰うようになりました。

その子のホームページは
いくつか分けないといけないほどになりました。
仕切りで分けたそれはその子の分別みたいなものです。



その頃、SNSで絵を投稿できるサイトがあるのを
知りました。
しかし、その子は思い描く世界を絵に出来ません。
仕方なく文章を書き続けました。

文章も投稿できるそのサイトのおかけで
容易く作品を見て貰い、
コメントも容易く貰えるようになりました。
タグをつけて置けば分別と見なしていくようになり

いつしか、ホームページは放置されていきました。



その子はTwitterを知りました。
趣味に合わせてその子はアカウントを分けました。

いくつか趣味を見つけて、アカウントを作り
そこでジャンルを分類して、
適切と思われる場所に呟いていきました。
彼女には趣味が多すぎたのです。


その子は社会人になりました。

ある時、スマホを変えたとき
余り使わないアカウントを削除しました。

分別しなくても同じ袋で良くなったからです。
趣味もほとんど同じアカウントで呟きます。


その子のアカウントはたった一つになりました。

久しぶりに新しい趣味が増えたとき
その子は少し迷いました。

ホームページもアカウントも
昔は袋を分けていたのに
今は一種類の袋で良くなっていました。

新しい袋を持つのが面倒になっていたのです。

ごちゃごちゃとした袋を持ちながら
少しその子は考えます。

何かちょっと見づらいな。